2012.02.06 Monday | スポンサードリンク
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評価:
桑原水菜 リブレ出版 ¥ 893 (2011-07-19) コメント:これは好みがかなり分かれますね。私はう〜ん?キライじゃないです。最後のシーンはどうなるの?って感じだけれどあれはたぶんそれぞれ読者が想像するって感じなんだろうな・・・。ものすごく色々考えれました。だから最後は幸せっていう終わり方じゃないけれど切なかった。 |
【あらすじ】密林の王国・ムタルの暴虐王バフラム。彼に祖国を滅ぼされた王子・サクは復讐するために生贄としてバフラムに近づくが、儀式となる閨で屈辱のうちに犯される。だが七夜続く二人だけの儀式を行ううち、バフラムの本音が垣間見え・・・。桑原水菜が描く圧巻のボーイズラブ、ついに登場!!
【感想】これはすっごく感想が難しいお話でしたね・・・。
桑原さんらしいお話なので桑原さんファンの方には普通に受け入れられるだろう感じの違う意味での濃厚さでした。
初読み様にはきっと受け付けない方もいるかも?
かなり濡れ場が多い本でしたね♪しかもラストの終わり方がかなり消化不良的な終わり方でしたが、
ラストは読者が自分の思うように解釈できるという点で、このお話の内容だと読者的にはかなりありがたい設定だったような感じがします。
私は結構好きな感じですし、サク視点のラストは切なくてグッときました。
ただ3篇載っているのですが、ただ視点が変わっているだけで、生贄に決まってからの1週間のお話だったのでその辺が・・・。まぁ詳しく判るといえば判るのですが、何か物足りない感じがしました。